開館10周年記念特別展 「荒木一成の恐竜模型の世界」
2003年9月20日から11月9日まで開催されました。
特別展の図録です。展示模型の写真、コメントが収録されています。（当館で販売中）
1993年に博物館が開館の際、展示物のひとつ、アロサウルスvsカンプトサウルスの復元模型を私が制作したのが御縁で今回の企画となりました。
スタッフのみなさま、このような節目の年の企画展に選んでいただき、誠に光栄の至りです。
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まだまだ残暑が厳しい9月19日〜21日、京都を後にして長野県、信州新町化石博物館に行ってきました。当館では開館10周年記念特別展として、私の恐竜模型を展示しただいています。 開会日の20日はすっかり秋らしく、涼しくなっていました。 特別展開会のセレモニーでは、普段着ないスーツやネクタイ、テープカットや挨拶と、少し緊張してしまいました。 |
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特別展示のスペースは博物館と併設されている美術館の企画展スペースで、とても広く、また天井も高いため、当初、私の模型の展示には広すぎるのではと危惧しておりましたが、空間を上手く使用し、ゆったり、じっくり見ることができるよう工夫してありました。 |
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 中学生の時の作品？から初期の作品、最新の作品まで、私の模型の30年に渡る変遷を見ることができます。 食玩コーナーもあり、幻の「ダイノモデルス第2弾」や没原型も展示されています。 |
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20日の午後からは文化講演会として、「恐竜模型の裏側」と題して、1時間ほどお話しさせていただきました。つまらない話しを最後まで聞いていただいた皆様、ありがとうございました。 また21日の午前中は造型講習会ということで、針金で作った骨組みを骨格に見立て、粘土で恐竜を作っていただきました。 お子さんの付き添いで来られた親御さんが、いつの間にか子供さん、そっちのけで作っておられる姿がとても微笑ましかったです。 今回は社会人の参加も多く、鋭い質問、熱心な造型に、こちらも大変勉強になりました。 時間が少なく、完成まで至らなかった人も多かったのですが、みなさん熱心に作っていただき、誠にありがとうございました。 |